加熱されている箇所を観察したところ、ハースライナー周りに付着していたクロム粉など、Crペレット以外の部分が赤熱していた。
ハースライナーにBNが使用されていた。
チャージアップ+周辺箇所へビームが引き込まれ、クロムのペレットにビームが当たっていなかったと考えられる。
ハースライナー周りをクリーニング後、正常に蒸着されるようになった。ハースライナーはメーカーの表を見るとカーボンで良いはずだが、以前、ハースライナーが割れてクロムが溶け出した経験があった記憶があるので、そのときに、BNに交換されたのではないか。
当面、クリーニングをまめにする対応で様子を見る。