水分計が-70℃を切る

7/21夜には-83℃くらいだったのが、翌22日(金)昼に確認すると、-70℃まで上がっていた。

酸素濃度、チラー等には異常なし。 再生運転をして様子を見る。(7/22 18:00頃開始) なお、精製塔の圧力が30kPa以上ないと再生運転が開始しない模様。 (ポンプで減圧され、昇温途中で停止。再生異常、圧空低下異常のエラーが出る)

23~24日 最終の冷却工程にて、レスポンスが何もないまま停止してしまった。

25日(月) 美和製作所さんに来て点検していただいたところ、精製塔の圧力表示器との連動部分の設定がおかしかったことがわかり、修正してもらった。これにより、圧力異常が解消されたので、再び再生運転を試み、4,5日様子を見る。

25日夜 再生運転開始

それでも露点が下がらない場合は、原因として吸着材の劣化が考えられ、交換(メンテナンス)には40万ほどかかるそう。ちなみに、吸着材の標準使用年限は、月に1回再生運転を行ったとして、3年程度。

 

7/26追記

再生運転終了後、自動で循環運転が再開していなかったため、手動で循環運転を開始。露点経過:-53℃(13:00)→-65℃(14:00)

※なお、吸着材はGBを入れてから10年間一度も交換されていないそうです。

シーケンサ電池交換(触媒塔)

触媒塔にもGB本体部と同様のシーケンサが用いられている。

なので電池が消耗すれば交換の必要性がある。

電池が消耗した際にはタッチパネル式コントロール部にシーケンサ異常(GB or ガス精製)の表示がでる。()内の表示に対応して触媒塔または本体部のシーケンサの電池交換が必要。

触媒塔のシーケンサ部はコードの長さがシビアなので、シーケンサの角度や無駄な力が入ると接触不良によるアラームがなるので注意。

電池消耗状態でに電源を切ってしまうとシーケンサのメモリが消失する可能性が高く、ソフトの修正または交換が必要になり、別途技術料をとられてしまうので、電源は切らないように注意する。

本体および触媒塔に関わらず、電池交換後は触媒塔のガス置換が推奨される。

コントロール部の手動操作(循環運転のonoff画面)で真空引き(約-100 kPa)→ガス供給(30 kPa前後)を行う。(ボタン押し続けで作動)

触媒塔についている圧力計で確認しながら行うが、位置関係上、操作と表示確認は一人で行えないので補助役と共に行うこと。

特に、本型番のものは圧力に応じた安全機構がついていないので、加圧のし過ぎに注意すること。

ガス置換後、循環運転開始、循環ファンの起動と露点の改善が見られればOK。

電池交換後もシーケンサ異常が消えない場合、シーケンサのソフト異常の可能性あり。

電池自体はモノタロウで販売されている。1000円弱

FPシグマ用バックアップ電池 型番CR2025

https://www.monotaro.com/p/8592/7737/DSC_0913