触媒塔にもGB本体部と同様のシーケンサが用いられている。
なので電池が消耗すれば交換の必要性がある。
電池が消耗した際にはタッチパネル式コントロール部にシーケンサ異常(GB or ガス精製)の表示がでる。()内の表示に対応して触媒塔または本体部のシーケンサの電池交換が必要。
触媒塔のシーケンサ部はコードの長さがシビアなので、シーケンサの角度や無駄な力が入ると接触不良によるアラームがなるので注意。
電池消耗状態でに電源を切ってしまうとシーケンサのメモリが消失する可能性が高く、ソフトの修正または交換が必要になり、別途技術料をとられてしまうので、電源は切らないように注意する。
本体および触媒塔に関わらず、電池交換後は触媒塔のガス置換が推奨される。
コントロール部の手動操作(循環運転のonoff画面)で真空引き(約-100 kPa)→ガス供給(30 kPa前後)を行う。(ボタン押し続けで作動)
触媒塔についている圧力計で確認しながら行うが、位置関係上、操作と表示確認は一人で行えないので補助役と共に行うこと。
特に、本型番のものは圧力に応じた安全機構がついていないので、加圧のし過ぎに注意すること。
ガス置換後、循環運転開始、循環ファンの起動と露点の改善が見られればOK。
電池交換後もシーケンサ異常が消えない場合、シーケンサのソフト異常の可能性あり。
電池自体はモノタロウで販売されている。1000円弱
FPシグマ用バックアップ電池 型番CR2025