D2のSeekeiさんの実験結果を中心とする成果です。
単分子の電気伝導度の温度依存性の起源を議論しています。
温度依存性の要因をすべて組み込んだ理論式により実験結果を解析したところ、これまでに温度依存性の原因と考えられていた熱活性型の伝導機構ではなく、フォノンが関与したトンネル伝導成分が強く表れていることを明らかにしました。
分子科学研究所の田中彰治博士、産業技術総合研究所の浅井美博先生、University of SaskatchewanのGao Soo Chang教授(昨年度、savaticalで当研究室に滞在されました)との共同研究です。
Read More